だれかのひとりごと

しがないSEVENTEENオタクの随想ブログ

台湾公演がおじゃんになった話

セブンティーンの台湾公演がおじゃんになりました。
今話題の、某ウイルスのせいでです。


実は今回、初めて台湾公演に参戦する予定だったのです。
日本を制覇し、韓国にも気安く飛べるくらいには成長したオタクが、更なるレベルアップのために台湾公演という舞台を選びました。


もともと、台湾という国に行ってみたかったってのもあります。オタ活抜きにしても、一度は観光で訪れてみたい土地だったので。
まぁでも、一番は位置ですかね。距離的に飛びやすいじゃないですか。
多分、オタクエスト難易度★★☆☆☆くらいです。レベル上げには丁度いい難易度。ここで経験値を稼いで、フッ軽オタクに磨きをかけようとしていたんです。


それになにより、チャイ語圏で本気を出してくる我が推し・ムンジュンフィくんの勇姿を生で見たかった。そう、見たかった。香港が無理なら、台湾しかないじゃないか。行くしかないじゃないか。
2019年のウィッシュリストに入れていたくらいには、熱望していた公演でした。


チケッティングもして、航空券も予約して。上司に休みを懇願して、連休も手に入れました。新しい服を買って、美容室の予約まで入れて。未踏の地へ出向く装備を整え、鼻歌を歌いながら支度を進めていたそんな時でした。


「開催を予定していたSEVENTEEN WORLD TOURはやむを得ず中止いたします。」


いや〜〜〜、人生で初めて「ぴえん」って言いましたね。台湾公演オワタ、ぴえん。こんな感じです。
行けない悲しさと、航空券代がドブに流れたつらさ。意味もなく消化されてしまう数限りある私の有給。
流行りの若者言葉で気を紛らわすしか、己を正常に保てなかったのかもしれません。


返ってくるお金もありますが、ドブに消えていったお金もあります。チケ代は返金処理されましたが、航空券代はキャンセルが効きませんでした。今回は28,000円がドブへ。さようなら、私の28,000円。


台風に抹消された愛知公演の時もそうでしたけど、オタクをしているとこういった悲劇に見舞われることは少なくないです。とて、何度経験してもつらいもんはつらい。それなりのダメージは受けます。だって、稼いだお金が流れてるんだもん。


でも、ある程度経験すると切り替え上手になるんですよねこれが。仕方がないと受け入れ、気持ちをすぐ次に切り替えることが容易になってきます。「まぁ、これも経験よね」の一言で開き直ることができるようになります。なりました。オタクッテコワイネ。


というのも、本気でオタ活をゲームみたいだと思っている節があって。経験値上げて強くなる、みたいなのがオタ活にもあるなと思うんです。
今回の台湾公演も含め、行ったことないところに遠征してみるとか、自力でチケッティングしてみるだとか。こうゆうのも、オタ活におけるクエストだと思っています。


エストに成功しようが、失敗しようが経験値は増えていきます。
「払った金と費やした時間の分だけオタクは強くなる」
こうゆう感覚でいると、上記のような痛手も経験値を稼ぐための課金だった、と認識をすり替えることができるんですよ。Theハッピー脳みそ。


オタ活なんてものは、どう頑張っても趣味の域を出ません。だったら自分なりにとことん楽しみましょーや!ってのが私のポリシーです。
趣味がネガティブに侵されたら、元気に生きてけねぇですもん。心の中の女子マネが、手叩いて言ってます。
「気持ち切り替えてこーっ!」


台湾公演で減ったHPは、すっかり回復しました。
セブンティーンは見たかったけど、仕方ないです。今月発売されるオデコンのDVDを楽しみに待とうと思います。
予定がすっこ抜けてしまった29日はどうしようかな。
タピオカでも飲みに行っちゃおうかな。


だれか