だれかのひとりごと

しがないSEVENTEENオタクの随想ブログ

SEVENTEENとMBTIテスト Part3

麗しのスイミー
――ISFJ ジョンハン

この結果を見た私の開口一番はなるほど、でした。彼がセブンティーンというグループの中で一目置かれ、特別な立ち位置にいる理由が見えたような気がします。
「流れるように生きる」という彼の座右の銘も、この気質からきているんじゃないですかね。


夢や理想を語るよりただ今が幸せであることを望み、世界を変えようとか誰かに影響を与えようとか、大きな願望に心を燃やしたりしないタイプです。

良くも悪くも無欲で、それでいて求められたら尽くしたいタイプ。
組織の中では従順に見える方かもしれません。
それこそ髪を伸ばせと言ったら伸ばすし、切れと言われたら切る、そんな人です。


ジョンハンが特に目を引く存在なのは、そのルックスのせいだと思っていましたが、グループただ1人の異種属性だったというのも起因していると思います。
理想主義者に囲まれながら、染まることなく現実を見つめる彼が、セブンティーンというグループの中では異彩を放つ存在となって現れたのではないでしょうか。


帰属意識が高いので、仲間をおいて自分だけ成功するなんてことは彼の良心が許しません。
自分だけが注目されたり、評価されたりすると仲間に申し訳なさすら感じるはずです。

恵まれたその容貌に驕ることなく、慎ましくありながら仲間を思うその姿が、妬みを生まず愛される理由のひとつなのだと思います。

そして、彼を囲む周りの人達が"人を想う人"ばかりだったのも、従順な気質の彼にとっては好環境となったはずです。


自分がチームを引っ張っていこうなどとは1ミリも思っていません。自分だけ目立とうなどとも思いません。

ぬるま湯に浸かると言ったら語弊があるかもしれませんが、彼はただ自分と大切な人たちが幸せであればそれ以上は望まない人なのです。
さざ波のような心地よさに揺られているので良いのです。荒波の人生では疲れてしまうから。


流れるように生きたい彼が、流れた先で出会った仲間と荒波にのまれてしまわぬように。
ただ一人だけ色が違うのを生かして、みんなを心地よいせせらぎへと誘い守るのです。


SEVENTEENとMBTIテスト
-END-




〈後記〉
13人がみんな仲良くなんて本当に奇跡だよなぁと常々思っていたけれど、本当に彼らは奇跡の集まりのようでした。

卵が先か、ニワトリが先か、なんてよく言ったもので。
集まる前からそうだったのか、集まってからそうなったのか、それぞれの説に考えを巡らせてみても心踊ります。


生きにくいこの世の中に、理解し肯定してくれる仲間がいること。理想主義集団には最も重要なことだと思います。

13人でならどこまでだって行けるかもしれない。
彼らの飛躍に終わりはないな、そう確信しちゃいましたね。

だれか